日本語の基本的な文型と中国語の比較について

中国語学習者のみなさん!

勉強は進んでいますか?

麦田国際教育のくまぞえです。

日本語が母語ですと、日本語のしくみを説明できなくても日本語を正しく使うことができますよね。

しかし外国語を勉強するときには、なぜか外国語の細かなルールが気になってしまいます。

普段話す時に文法を気にしないのに、外国語で話す時に細かいルールが気になるのは、学んでいることがまだ十分に身についていないからなんです。

というわけで、外国語をマスターしたいと思うなら、最初は「なぜ」「どうして」という質問に向き合って答えを丁寧に分析する必要があります。

それで今日は外国語を学ぶにあたり、日本語について最初に知っておきたい点をご紹介しておきます。

今回説明の中で使う用語は、小学校や中学校で習った用語とは異なります。というのは外国語としての日本語という観点で用いられる用語は、国文法で使われる用語と異なっているからです。でも心配はいりません。外国語としての日本語教育で使われる用語のほうが簡単です。

日本語は大きく分けると3つの文型

述語をみると判断できます。

日本語は複雑だと言われますが、基本的な文型に絞ればそうでもありません。

実は3種類に文型を分類することができます。

例文をみてください。その際に述語に注意してください。

  1. わたしは日本人です。
  2. 麻婆豆腐は辛いです。
  3. 麻婆豆腐を食べました。

例文1の述語は「日本人です」です。

「日本人」という名詞に「です」が続いています。このような文型を「名詞文」と言います。

例文2はどうなりますか?

これは「辛い」という形容詞に「です」が続いています。このような文型を「形容詞文」と言います。

例文3はどうでしょうか?

述語は「食べました」です。これだけ他の2つと形が異なっていますね。

「食べます」は動詞です。それでこの文は動詞文と言います。

実は中国語にも「名詞文」「形容詞文」「動詞文」がある。

しかし言語が違うので完全に一致させることができない。

ここが問題なんです。

名詞文を例にとって見ましょう。

  1. 山田さんは日本人です。
  2. 山田さんは30歳です。
  3. 山田さんは事務所です。

すべて名詞文です。

ではそれぞれの中国語はこうなります。

  1. 山田先生是日本人。
  2. 山田先生30岁。
  3. 山田先生在办公室。

例文1だけを確認すると、中国語の「是」が「です」と同じだろうという推測できます。

しかし例文2にも例文3にも「是」は含まれません。

実は日本語の名詞文はすべて中国語の動詞「是」では表すことができません。

ここが間違いやすいポイントです。

形容詞文はどうなりますか?

  1. 麻婆豆腐は辛いです。
  2. 麻婆豆腐は有名です。

どちらも形容詞に「です」が続いていますね。

となると「です」は中国語の「是」だから次のようにいうのかなと推測できます。

  1. 麻婆豆腐是辣。
  2. 麻婆豆腐有名。

しかし実際には次のようになります。

  1. 麻婆豆腐很辣。
  2. 麻婆豆腐很有名。

そうなんです。中国語では形容詞を使う表現の時に、通常は「是」はつかいません。

名詞+形容詞 という形となります。

そしてほとんど場合、名詞と形容詞の間に副詞が必要です。

中国語の形容詞文に「是」を使う場合もあります。

正宗的麻婆豆腐是很辣的(本場の麻婆豆腐は辛いのよ)

我家是穷,可没一个像你这么没⻣骨⽓气的。(確かにうちは貧乏だけど、あんたのような意気地なしはうちには一⼈もいないわ)

このあたりを説明しだすと5分で済まないので、このあたりで。

動詞文の場合はどうなりますか?

  1. 昨日麻婆豆腐を食べました。
  2. 今日ラーメンを食べます。
  3. 明日チャーハンを食べます。

「食べます」が現在肯定形で、「食べました」は過去肯定形です。

では、中国語ではどうなるかといいますと・・・

  1. 我昨天吃麻婆豆腐。
  2. 今天我吃拉面。
  3. 明天我吃炒饭。

例文を分析すると「食べます」という動詞が「吃」という単語であることがわかると思います。

しかし過去形・現在形・未来形も共に「吃」という同じ動詞が使われていて、時制による変化がありません。

ただ例文1は実際にはこのように言ったほうがしっくりきます。

我昨天吃了麻婆豆腐。

この「了」は過去を示す助動詞のように思われますが、実際にはそうではなくて「完了」を示す助動詞です。

当然昨日食べた麻婆豆腐は「食べ終わって」いるはずですから「了」があるほうが自然です。

ですから次のような意味を伝えたいときには「了」は必要ありません。

我昨天吃麻婆豆腐,今天也吃麻婆豆腐,真腻。(昨日も麻婆豆腐、今⽇も麻婆豆腐、もう飽きた。)

さらに「了」は未来のことを指して使えます。

快要结束了(間もなく終了します)

今行われていることがまもなく完全に終わるという意味ですね。

中国語は時間を示す言葉が時制を表します。

ですから、昨日だろうか、今日だろうが、明日だろうが、時制だけを考えると動詞に変化はありません。

ただ上述 のように過去の出来事は「完了」していることが多いので「了」を伴うことが多いということです。

ここは日本語と違っていますね。

非常にシンプルな文型だとしても中国語と日本語では文法に違いがあることがわかります。

説明をうけると簡単に思えますが、実際に自分で勉強すると「なぜなんだろう」という疑問だらけになってしまうのが中国語です。

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日本語とは全く違う構造の中国語の「なぜ」「どうして」に担当の教師がしっかり答えます。

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