チケットを買うことを「奪う」という言葉を使って表す中国人

麦田国際教育のくまぞえです。

春節や国慶節など大型連休が近づくと「実家へ帰るの?」「チケットは買えた?」という話題で盛り上がります。

特に深センのように地元の人が圧倒的に少ない街では、帰省するかしないかは大きな問題です。

では「チケットを買う」を中国で言うとどうなりますか?

买票(Mǎi piào)となります。

しかし会話でよく使われるのは「买票」ではなくて「抢票」という言葉です。

この「抢」という単語は動詞で「奪う」という意味です。

ではどうしてチケットを買うことをチケットを奪い取るという言葉で示すのか経緯を簡単に説明します。

以前は鉄道のチケットは窓口でしか購入できなかった

実はつい最近まで鉄道のチケットは窓口で並ばなければ購入できませんでした。(今はスマホで購入可能ですが・・・別の問題もあります。そのことはあとで説明します)

そしてこのチケット購入がとっても大変です。

初中国だった2009年当時、上海〜蘇州間の高速鉄道のチケットを購入しようと思い、ホテルの受付に聞くと駅で購入できるけど、行列がすごくさらに割り込みもとんでもないので自分で買いに行くのはおすすめできないと言われました。

そしてホテルのコンシェルジュサービスを使ってのチケット手配をしました。

その後2011年に広州から東莞への高速鉄道利用時も列はあってないようなもので、現地中国人スタッフに頼んで購入したほうが無難かなと思えるほどの混乱ぶりでした。

ここで「奪い取る」という概念が登場するわけです。

「奪い取る」くらいの気持ちがないとチケットは購入できない

列に並んでいても、割り込みは日常茶飯事ですし、窓口の担当者も気にもしません。

ガードマンのような人もいますが、特に列に並ぶように指導することもありません。

それでチケットを買うために窓口を奪い取るくらいの気持ちが必要なわけです。

なんだか高校時代に学食でコロッケパンを買うために戦いを繰り広げていたのを思い出しました。

我要去抢票

直訳すると「チケットを奪い取りに行かなければならない。」ですが、実際には「チケットを買いに行かなければならない」という意味です。

2019年現在の窓口におけるチケット購入の様子は?

最近は列に並び整然と処理されていますので安心です。

もう窓口に並ぶ時にチケットを奪い取る必要なないと思います。

ところが今年も春節前に「抢票」という言葉を聞かない日がありません。

つまり「抢票」という言葉の使われ方が変わってきたというわけです。

チケットはスマホで購入する時代

力技ではどうにもならなくなっている

以前は窓口にたどり着ければチケットを購入することができました。

しかし今はスマホで購入決済まで行うので、体格がいいとか空気読めないといった属性があるだけではチケットを購入することができなくなりました。

そして不思議なことに大型連休前後はすべて売り切れとなっているそうです。

こうなると通常のルートでの購入ができなくなります。

スマホを使ってチケットを「抢票」する方法

毎日決まった時間に少しずつチケットを販売するらしく、その時間を狙って注文ボタンをクリックするそうです。

10時30分とか11時30分になるとスマホを取り出し、成功した!とか、駄目だったとかいって盛り上がります。

さらにはチケットを購入してくれる業者さんもいるそうで、チケットの価格にもよるそうなのですが50〜100元ほどの手数料で購入できるそうです。

どうして彼らは購入できるの?と尋ねると、おそらく特殊な機材を用いて購入しているだろうって言っていました。

というわけで現在の「抢票」はITを駆使したものへと変化しているのでしょうね。

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